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東京海上ホールディングスが、米国の中堅損害保険グループ会社フィラデルフィア・コンソリデイティッドを買収すると発表した。 買収金額は約5000億円で、国内保険会社の買収案件では過去最大規模だそうだ。 サブプライムローン問題で揺れる米国経済。 そこへ日本の金融機関が乗り込んできたのだ。 もっと多くのわが国の金融機関が米国の金融機関とM&Aをやってもいいと思うし、今こそチャンスだと思うのである。 かつて平成3年にわが国においてバブルが崩壊して以降、多くの外資系企業がわが国の市場に参入してきた。 いわゆる「外資」という用語がもてはやされたのもこの頃以降である。 そして、彼らは日本企業とM&Aを行ったり、底なしにまで落ち込んだわが国の不動産を買いまくった。 失われた10年を経て、ようやく持ち直してきた日本企業。 今度は逆に海外に打って出るべきではないのかな。 M&Aをやるには相手企業の資産を吟味する必要がある。 不動産も立派な資産である。 しかし、不動産の資産としての価値を評価できるのは我々不動産鑑定士のみなのだ。 このようなニーズを背景として、国土交通省から海外不動産を鑑定評価する際の不動産鑑定士による鑑定評価の標準的手法を示す「海外投資不動産鑑定評価ガイドライン」が策定された。 http://www.mlit.go.jp/kisha/kisha08/03/030125_2_.html を見てほしい。 要するに、日本の不動産鑑定士は、海外現地で認定・公認された不動産鑑定評価基準に基づく現地鑑定人との連携・共同作業により、鑑定評価を行うべしというものである。 コストがかなりかかることになるが、現地の精通者を用いるというのはコスト以上に大切なことだと思う。 そして、我々日本の鑑定士との連携、共同作業の必要性もまた重要なことだと思う。 私は英語が大好きだ。 もっともっとこんな機会を得て、海外の不動産も鑑定評価していきたいものである。 一昨年サンフランシスコ国際会議で多くの米国人鑑定士の知己を得た。 彼らとの友情が役立つことになるだろう。 |
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