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毎年、春に発表になる地価公示。 テレビのニュースでも大きく取り上げられる。 でもその内容は細かいことには触れず、全国でどこがいちばん高かったか、下落率トップはどこか?逆に上昇率はどこか?といった内容が多い。 皆さんのほとんどは地価公示のニュースを聞いてなるほどとは思っていただくが、それっきりになってる方も多いのではないだろうか? もう少し地価公示をみてみよう! 国土交通省のサイトには地価公示価格を題材にとって様々な分析を行っているページがある。 その中でも今回は、今年の地価公示各都道府県県庁所在地の商業地最高価格一覧グラフ http://tochi.mlit.go.jp/chika/kouji/2010/51.html に注目してみたい。 地価の甲子園ではないが、多少お国自慢も含めてご覧戴くとそのおもしろみも倍増するだろう。 東京のトップ地が大阪のそれより約3.3倍高いのはいうまでもないだろう。 トヨタを始めとする名古屋の発展は目覚しいものがあるが、それでもまだ大阪の方がずっと高い。 おもしろいのは福岡市だ。 人口では名古屋に及びもつかないはずだが、地価のトップ地は肉薄している。その差は100万円を切った。 おまけに福岡市トップ地は横浜市のそれより高いのである。 地価には流れというものがある。 いきなりポンと高くなる地域というのはそうあるものではない。 横浜は東京からの高水準の地価の流れの中に位置している。 福岡市は周辺には大都市はない。 それなのにトップ地は福岡の方が高いのだからこれは特筆すべき出来事であろう。 さいたま市と広島市が拮抗しているのは首肯できる。 熊本市が静岡より高いのにはさすがの私も驚いた。 福岡市、熊本市、長崎市、鹿児島市と九州の中心都市は比較的高い。 これは九州は依然として地方色をよく残しながら都会の雰囲気をももっている証拠ともいえるのではあるまいか? 札幌市なども高いが、以前仕事で札幌を訪れたとき感じたのは、都会の雰囲気をもっていながら、居酒屋辺りに一杯やりに入ると、そこにサラリーマン、OLたちが方言を使いながらは地方色豊かにうん蓄を傾けあっていたのを思い出す。 四国のトップ地は松山市だ。 以前、私は四国の中心都市は高松市だと思っていた。 確かに上場企業など高松市に本拠を置くところもあるだろうが、地価は松山市の方が高い。 このように地価公示はただテレビのニュースをみているだけでなく、いろんな分析もできるんだということを知っておいていただきたい。 それに最も利用していただきたいのは土地売買の指標として地価公示価格を使っていただきたいのである。 そのうちまたこの使い方などお話してみようと思う。 |
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