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zoom RSS 固定資産税路線価評価システム

<<   作成日時 : 2008/08/14 23:07   >>

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乗鞍高原の高山植物


私の事務所で長年に渡って開発研究してきたソフトウエアをホームページに掲載した。

題して固定資産税路線価評価システム 「路線価くん」だ。

http://www31.ocn.ne.jp/~reap/rosenka.html

全国の各市町村は、各世帯の固定資産税を算定するために、路線価を敷設して評価を行っている。

ところが、この固定資産税の路線価評価を実に高価なソフトを使って行っている自治体が多いのだ。

景気は左前、財政難で予算削減が叫ばれる中、市町村の大きな歳入源となっている固定資産評価が高すぎるソフトで評価されているのを知っている人は少ないだろう。

そこへ総務省の外郭団体である「資産評価システム研究センター」が全国の市町村にこの路線価を敷設できる無料の地図ソフトを配布した。

http://www.recpas.or.jp/index.html

どうして無料で配布したかというと、センターとしては、国税庁が相続税路線価をネットで閲覧できるようにしているように、固定資産税路線価もネットで公開したいからだ。

ところが、無料だからだろうかこの地図ソフトはあまり活用されていない。

高価な別ソフトで路線価を敷設し、その結果を再度この無料の地図ソフトに入力しなおしてデータをセンターに送っているだけの自治体が多いのだ。

もったいない、もったいないと言って知事に当選したどこかの女性知事もいた。

実際もったいないと思う。

無料の地図ソフトを尻目に高価な別ソフトを使用して、二度手間は甚だしいし、無駄遣いも甚だしい。

この無料の地図ソフトが敬遠されるには理由がある。

地図上に一本一本路線価を入力していく必要があるのだ。

しかも地図ソフトでしかないから、路線価同士を一覧したり比較したりはできない。

しかし、これらの欠点をカバーできるなら、この無料のソフトは大いに使いがいがあるというもの。

そこで私は職員たちと長い間研究してきた。

このソフトにデータを出し入れできるデータベースソフトを開発できないかと。

そしてその開発に成功したのだ。

この「路線価くん」ソフトでは、地図ソフトにデータ転送が容易だし、地図ソフトからのデータ読込も簡単にできる。

しかも、このソフトには不動産鑑定士の目が備わっている。

路線価を評価するためには、比準表が必要だ。

その比準表は合理的科学的な根拠に基づいている必要がある。

大量の地点の評価をバランスよく評価する方法、

それは重回帰分析という統計手法と精緻な現地調査からなし得るのだ。

資産評価システム研究センターの無料の地図ソフトと弊社の「路線価くん」ソフトのパックで固定資産税路線価評価は可能となる。

しかも、コストは大幅に削減できるし、

他方、不動産鑑定士の目という科学的な根拠をもつことができる。

もっとも路線価評価はこれだけでは足りない。

状況類似地区の分類も必要なのだ。

これを行うにはこの地図ソフトだけではむずかしい。

しかし、航空写真と地番図があれば、それも行うことができる。

航空写真と地番図は別予算で作成されている。

使い勝手がいいからという理由で高価なソフトを使っているのなら、そういうコストから削減していくのが本当の「小さな政府」ではないのか?

安くなるから悪くなると思う向きもあろうが、それは大間違い。

不動産鑑定士の目という科学的根拠がその不安を感謝に代えてくれるだろう。

高価なソフトもただ使うだけでは適正な評価は行えない。

市民の皆さん、皆さんが住んでいる市町村ではそういう創意工夫が行われているかチェックしてみて欲しい。

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