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倅は大の電車好き。 機関車トーマスに始まり、最近は各地方を走る特急まで集めまくっている。 新幹線が新しくなり、東京大阪間がなんと2時間20分台で走ると聞いて、さっそく新大阪駅に見学にやってきた。 まるでアヒルのような先頭部分。 早そうだ。 飛行機だと関西空港羽田間は1時間だが、飛行機はなんだかんだと出発が遅れたり、到着が遅れたりする。 しかも、羽田から東京駅まではモノレールとJRを乗り継がなければならない。 結局、結論からいうと飛行機の方がやや早い程度でしかなくなっている。 飛行機は落ちたら間違いなく死ぬが、新幹線だとかすかな生への期待も残る。 倅と違って、私は基本的に乗り物は嫌い。 徒歩や自転車などの方が好きだった。 しかし仕事をもつようになるとそうもいってはいられない。 そもそも地方都市の衰退は、モータリゼーションが最大の犯人だろう。 車でどこでもいける。 今や地方ほど車は必需品である。 路線商業地などという車社会の代表のような地域も生まれてきた。 最近は散髪や美容院ですら車で行く。 ロンドンにピカデリーサーカスという交通の結節点がある。 19世紀、イギリスが七つの海を支配するといわれた頃の、ここの写真をみたことがある。 当時はまだ車はない。 しかし、馬車がひしめきあっていた。 交通渋滞は今に始まったことではないのだ。 ただ、現代社会において仕事が終わるとぶらりと街にも出ずに、車で郊外の自宅に一人で帰っていく様は、資源の適性配分の観点からも無駄が多いと思う。 車は便利だ。 規制のしようがない。 郡部ではますます道路が必要になる。 建設業者の談合の温床になる。 自動車も人類が生み出した産物にすぎない。 自動車と鉄道と飛行機と。 大変な利害関係がそこにはあるだろうが、もっと適正な配分があってしかるべきではないか。 ノーマイカーデイなどはもうすでにただのファッション化しているだけではないか? 明治の元勲たちは西欧を模倣すれば、格好はついた。 これからは西欧と同じ悩みをともに考えながら、100年200先の都市形成を考えていく必要があると思う。 |
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