古い写真

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母が認知症のような症状が出てきてから大阪の家に帰ることが多くなった。

元々川端家は和歌山の出身だが父の転勤であちこち住んで父は大阪に家を建てた。

父ももう亡くなり、私が相続して今に至っている。

母はまだ健在でこの家で一人暮らし。

同居より一人暮らしが気楽でいいと話していたが、物忘れがひどくなり、目もあまり見えなくなり、一人にしておくと何が起こるか心配で最近はよく帰っている。

今日も帰っていたが、ふと机の引き出しを開けてみたらこんな写真が出てきた。

もう四半世紀前の写真だろう。

どこの滝だろう?

母の背景に天城山とある。

なるほど思い出した。

熱海で仕事があって車で出かけた時のことだ。

仕事が済んで一泊して伊豆半島を一周して帰ろうとしたが一日では無理と判断してここにやってきたのだった。

だから浄蓮の滝だろう。

あの頃の伊豆半島のリゾート地は地価も鰻下がりの時代だった。

こうしてみると私も若く見える。

母も。

あれから四半世紀。

まだ変わっていないつもりが変わっているんだな、人間は。

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